勝手に貯まる貯金の仕方、コツ 自動化システムを作る!

変動支出を抑える
しろくま
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20代の時に1000万円以上を貯めた”しろくま”が記事を書いています。

 

この記事では、次のことが分かります

・お金を貯めるには勝手に貯まるような自動化システムを作る
・どのような自動化システムがあるか

貯金の仕方、コツ 財形貯蓄

勤務先に財形制度がある場合には申し込みましょう!

財形制度は給料から一定額を天引きして貯蓄するものです。

天引き後の給料を手取りと思えるので自然とお金がたまっていきます。

財形貯蓄には、一般財形貯蓄(一般財形)、財形住宅貯蓄(住宅財形)、

財形年金貯蓄(年金財形)があります。

これらの種類は使用目的によって変わります。

①一般財形は、使用目的が自由です。

②住宅財形は、住宅購入、リフォームなど住宅資金に使用するのが目的です。

③年金財形は、年金として受け取るものです。

 

財形には次のような特徴があります。

・住宅財形、年金財形は、使用目的に合った引き出しなら550万円までの利子にかかる税金が非課税 但し、利子自体が少ないので非課税の恩恵はほとんど無い
・5年間の利子について税金を支払えば目的外使用でも引き出せる
・財形住宅融資が受けられる 但し、現在はローン金利が低いのでそれほどのメリットではない
・勤務先に財形制度が無いと利用できない
・iDeCoのように所得控除がない
・転職、退職した場合に移管または払い戻しする必要がある
・勤務先に財形残高が通知されてしまう(必ず通知されてしまうかどうかわかりませんが、私の財形は勤務先に通知されています。ある程度の規模なら気にならないでしょうが、零細企業の場合には気になると思います。)

結局、財形のメリットは、

会社に言えば済むので

自動積立のように自分で行動することなく

天引きで自動的に預金できるということになります。

私は、限度額の550万円まで貯まったので、一度解約して

改めて毎年30万円貯まるように年金財形をしています。

貯金の仕方、コツ 自動的に預け入れ

自動積立定期預金、定額入金サービスなどがあります。

自動積立定期預金は、

毎月決まった積立日に決まった積立金額を普通預金口座から自動積立するものです。

普通預金口座と定期預金口座は同じ銀行のものとなります。

定額入金サービスは、

ある銀行の口座から他の銀行の普通口座に毎月一定の金額を移すものです。

移す前の口座と移した後の口座とは別の銀行のものとなります。

 

現在の利息は問題にならないほど低いですから

定期預金の利息と普通預金の利息との違いを気にする必要は無いと思います。

どちらでも自動的にお金が他の口座に貯まっていくサービスと思えばいいと思います。

私は、定額入金サービスは利用していませんが

子供用に毎月2万円づつ積立定期をしています。

貯金の仕方、コツ 個人型確定拠出年金(iDeCo)

iDeCoは、自分で掛金の金額を決めてお金を出す年金制度です。

掛け金の金額は、加入対象者によって違います。

自営業者なら1ヶ月68,000円まで、

企業年金が無い会社員は1ヶ月23,000円まで、

企業型確定拠出年金がある会社員は1ヶ月20,000円まで、

他の企業年金がある会社員、公務員は1ヶ月12,000円まで、

専業主婦(夫)は1ヶ月23,000円までです。

 

iDeCoの特徴は次の通りです。

・掛け金が全額所得控除になるため節税ができる
・運用時も配当等も非課税となる
・受け取り時には軽減税率が適用される
・転職したり自営業になったときでも継続したり移したりできる
・年金なので退職したとしても60歳にならないと引き出すことができない
・個人で運用するものなので元本を下回ることがある(但し、元本保証商品もある)
・申込先の金融機関だけでなく国民年金基金連合会、事務委託先の金融機関も関係するので各種手数料がかかる

結局iDeCoは、お金が必要な働く世代にとって節税ができる商品です。

いろいろな商品があるのでリスクを全くとりたくない方は元本保証商品を選択し、

リスクをとってもいい方は信託報酬の低い株式の商品を選択すればいいでしょう。

ちなみに私は信託報酬の低い国内株式と国際株式とを選択しています。

次のNISAをするのなら、まず、iDeCoをすることをお勧めします。

iDeCoをやったうえで余剰資金があればNISAをすればいいと思います。

但し、iDeCoもNISAも元本が保証されないことがあるので自己責任でお願いします。

私は、企業年金も企業型確定拠出年金も無いので、

毎月23,000円の限度額までiDeCoをしています。

貯金の仕方、コツ NISAつみたてNISA

NISAつみたてNISAのどちらも投資です。

 

NISAとつみたてNISAの特徴は次の通りです。

・投資で得た配当、売却益に課せられる税金(約20%)が一定額まで非課税となる
・NISAとつみたてNISAとの両方を同時にすることはできない
・どちらも定期的に購入できる(NISAは随時購入もできる)

 

NISAとつみたてNISAとの違いは次の通りです

NISAつみたてNISA
毎年の上限額120万円40万円
運用益が非課税
となる積立総額
元本600万円元本800万円
非課税期間5年間20年間
対象商品投資信託、株式投資信託、ETF

 

投資に慣れている人はNISAにすればいいし、

投資に慣れていない人はつみたてNISAにすればいいと思います。

但し、NISA、つみたてNISAをする前にiDeCoをすべきと思います。

貯金の仕方、コツ 小規模企業共済

小規模企業共済は、一般のサラリーマンの方は利用できませんが、小規模企業の経営者や役員の方が利用できるものです。

小規模企業の経営者、役員が、廃業や退職時の生活資金などのために自分で積み立てる退職金制度です。

 

小規模企業共済制度は、次の特徴があります。

・掛け金が全額所得控除できるので節税になる
・掛け金の月額は1,000円から70,000円の間まで
・契約者の立場、請求理由によって受け取れる共済金の種類が変わる
・貸付限度額の範囲内で資金を借り入れることができる

 

小規模企業共済は、節税でき、共済金もお得なので、利用できる方は利用すべきと思います。

私は一応零細企業の役員なので毎月7万円をつみたてています。

貯金の仕方、コツ 国民年金基金

国民年金基金は、自営業、フリーランスなどの方の老後のために

国民年金(老齢基礎年金)に上乗せして加入する年金制度です。

 

次の特徴があります。

・終身年金である
・掛け金を変更しない限り、掛け金と年金とが一定額
・掛け金は控除対象なので節税できる
・受け取る年金は年金控除対象となる

 

私は利用できる対象ではないので利用していませんが

自営業、フリーランスの方は節税しつつ老後の年金を加算できるのでかなりおすすめです。

貯金の仕方、コツ 小銭貯金

小銭貯金は、いままでのように自動化システムを作って勝手に貯まるものとは少し違いますが、

週間になれば自動的にお金がたまっていきます。

次のようなものを皆さんよくやられています。

・財布に残った小銭を貯める

1日の終わりに財布の中に残っている小銭を取り出し、貯金箱に入れてしまう。ちりも積もれば・・・です

・おつりなどでもらった500円玉を使わずに貯金箱に入れてしまう

500円のおつりをもらうように工夫したり、

500円玉を使うことに罪悪感を持ったりしたら勝ちです

私は30万円くらいまで貯めたことがあります

まとめ

お金を貯めるには自動化システムを作ってしまうことです。

そうすれば使う前に貯めることができます。

但し、自動化システムの作りすぎで簡単に引き出せなくなってしまい、

日々の生活がかえって貧乏になってしまうのはダメです。

私は、積立預金、iDeCo、小規模企業共済を毎月積み立てているので

結構厳しいのですが、かなりの節税額になっています。

とはいえ、私もバランスをもってとりくみたいと思います。

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