節約できるクレジットカードの使い方

変動支出を抑える

この記事では次のことが分かります。

・どのような使い方がクレジットカードで節約できるのか
・絶対にやってはいけないクレジットカードの払い方

クレジットカードの基本

(1)そもそもクレジットカードをもつべきか

そもそもクレジットカードはもつべきものなのでしょうか?

最近ではクレジットカードを持っていなければ買い物ができない場合もありますが、きちんとお金の管理ができる人がクレジットカードをもつべきではないでしょうか?

私もクレジットカードを効率良く使えるようになったのは最近で、20代の時にはクレジットカードを持っていませんでしたし、その後クレジットカードを作っても、無駄遣いが怖かったのであえて使ってはいませんでした。

財布の中にお金が無ければ買い物を控えますが、財布の中にお金が無くてもクレジットカードがあれば買い物ができるので、つい買いすぎてしまいますよね。事実、クレジットカードで買い物をすると現金で買い物をするよりも無意識のうちに2、3割は多く買ってしまうそうです。そのような節制ができるようになってからクレジットカードを使うべきではないでしょうか?

CMではデビットカードなら、その日のうちに口座から引き落とされるので無駄遣いを防げるというようなことを言っていますが、結局は財布の中にお金が無くても買い物ができてしまうので同じことです。

(1)クレジットカードの年会費の有無

基本は年会費がいらないクレジットカードですが、年会費を払ってまでもクレジットカードを作る価値があるものについては、そのようなクレジットカードを作ってもいいと思います。

たとえば、見栄でゴールドカードを作るのは単なる馬鹿ですが、海外に頻繁に行く方なら空港のラウンジを有効利用できたり、海外保険がついているゴールドカードを作るのは意味のあることだと思います。

(2)クレジットカードの所有枚数

2~3枚が目安です。
基本はポイントをまとめるのが効率的なので1枚のクレジットカードをメインのものにします。メインのクレジットカードが使えなかった場合にサブ的に使うクレジットカードを用意しておきます。
4枚以上のクレジットカードをもつ理由は見当たりません。
(セルフバックでクレジットカードを作って稼ぐことはありますが、やりすぎるといろいろと弊害が生じるのでホドホドにしましょう。)

セルフバックについては次の記事をご覧ください。

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 (3)クレジットカード ポイント交換がやりやすいか

クレジットカードによってはクレジットカードのポイントの交換が、限定しすぎている場合があります。

たとえば、アマゾン・ポイントに交換できてもアマゾンを利用しない人には無駄ですし、楽天ポイントに交換できても楽天を利用しない人には無意味です。

あなたが利用するものにポイントを交換できるか、ポイントが消滅する時期が短すぎないかを確認してクレジットカードを決めましょう。

クレジットカードを使って節約するもの

固定費、変動固定費にクレジットカードを使う

基本的には、固定費および変動固定費についてはできるだけクレジットカードを使いましょう。

固定費は、毎月の支払額が決まっているもので、たとえば、家賃、携帯電話代、新聞代などです。

変動固定費は、毎月支払うことが決まっていますが、その額は月ごとに変動するもので、たとえば、水道代、電気代、ガス代などです。

これらの固定費および変動固定費は、支払いが必ず必要なもので現金払いかクレジットカード払いかで支出が大きく変わらないからです。

クレジットカードを使っては節約できないもの

変動費にはクレジットカードを使わない

食費、日用品など普段の買い物のように毎月決まった額が無いものについてはクレジットカードを使わないようにしましょう。

財布の中にお金がないにも関わらず、クレジットカードで買えてしまうので節約できませんし、無駄遣いとなってしまうからです。

でも、たとえば、財布の中に買い物用として2000円だけ入れておいて、その財布の中のお金で足りるように考えて買い物をして支払いの時だけクレジットカードを使うということができるというように、自分のことを節制できるような人は普段の買い物にクレジットカードを使ってもいいと思います。そういう方は、もはや達人の域でしょうから、何も言うことはありません。

絶対利用してはダメなクレジットカードの払い方

(1)クレジットカードのリボ払い

これは絶対にやっちゃダメです。

リボ払いは支払額を毎月定額に抑えることができ生活が楽になります、などと宣伝していますが、結局は支払い期間が長期間となり、利息が増えていくだけです。

まして、たとえば、毎月2、3万円のクレジットカードの支払いがあったときに毎月定額で1万円支払ったとしても永遠に返し終わらないことは分かりますよね。

リボ払いには絶対に手を出さないでください。

こちらの記事もご覧ください。

節約するどころじゃない やばい! リボ払い
この記事では、次のことが分かります。 ・リボ払いの恐ろしさ ・クレジットカードの最適な支払回数 リボ払いとは 簡単に 細かい話をすると残高スライド、定額などいろいろとありますが、簡単に説明すると、リボ払いは毎月一定の金額(元本のみが...

(2)クレジットカードの分割払い

これもダメです。

分割払いでは利息がかかってしまいます。
何のためにわざわざクレジットカード払いにしているのですか?
クレジットカードで支払うことでポイントを稼ぐためですよね。

受け取るポイント以上の利息を払ってどうしたいのですか。

(3)クレジットカードのボーナス払い

これもダメです。

次のボーナス時に1回で払うボーナス1回払いで、仮に利息が付かなかったとしてもボーナス払いはやめましょう。

そもそも毎月のお金の管理がそれほどできないのに、数か月も後のボーナスで支払うことなんてあなたは管理できるのですか?

まして、ボーナス2回払いなんてもってのほかです。

利息は取られるわ、下手したら1年後に支払うなんてことを覚えているわけありません。

ボーナスが出たときに、1年くらい前に買ったものの支払いが来るなんて怖くありませんか?

それに、1年後に確実にボーナスが貰えるのですか?

ボーナスはあてにしないで貯金か投資に回しましょう。

(4)キャッシュバック?

リボ払い、分割払いで抽選で○○円キャッシュバックとありますが、よく考えてください。これもすべてカード会社が儲かるからです。カード会社が損するのならキャッシュバックなんて絶対にやらないですよね。

結局やっていいのは翌月1回払いのみです

まとめ

クレジットカードは便利ですし、使わなければ生活できない世の中になってきてはいます。

だからこそ、慎重に無駄遣いしないようにうまくクレジットカードを利用しましょう。

 

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