2つ以上の財布をもって節約するコツ、方法

変動支出を抑える

この記事を読むと次のことが分かります。

・生活費専用の財布を作ると生活費を節約できる
・生活費専用の財布以外の財布はどういう財布を作ってもいい

この記事は、”しろくま”が書いています。

結局は生活費専用の財布を作る

2つ以上の財布をもつと節約できる、とよく言われていますが、結局は生活費専用の財布を作るというのがポイントです。

生活費専用の財布をつくり、生活費はその財布だけでやりくりをするのが目的です。そうすることにより、生活費が「見える化」され、生活費の収支が分かり無駄遣いをしているかどうかがすぐにわかるからです。

(1)生活費専用の財布には1か月分の生活費を入れる

生活費専用の財布に1か月分の食費、日用品代などの生活費を入れて、その生活費用の財布で1ヶ月を賄いましょう。

今月の生活費の残りが生活費専用の財布の中味ですから、毎日の収支が目に見えてわかります。無駄遣いが防げ、生活費不足になりそうになったら調整できます。

(2)生活費用の財布にはクレジットカードを入れない

クレジットカードをいれてしまい、ポイント欲しさにクレジットカードを生活費に使ってしまうと、生活費が不足しているかどうかが分からなくなります。

また、生活費にクレジットカードを使ってしまうと購入金額を気にしないことが多いので現金で支払う場合よりも多くの買い物をしてしまいます。

結局は、生活費専用の財布を作った意味が無くなります。生活費用の財布にはクレジットカードを入れないようにしましょう。

(3)生活費専用の財布で小銭ができたら、つもり預金をすることもできます

但し、生活費の予算との兼ね合いで、小銭を生活費の予算に残しておいて、たとえば、1週間単位で収支を調整するようにしてもいいと思います。あまりにも生活費を節約しすぎて健康を害しては元も子もありません。

生活費専用の財布があれば、他の財布は派生して色々作ってもいい

そもそも、生活費専用の財布を作る意味は、なんでも一緒にしてしまうと何で浪費したのか、わからなくなるので、節約の第一歩として生活費を別にして、その中でやりくりをすることで節約しましょうという考えです。

ですので、まず生活費専用の財布を作り、生活費の節約を身に付けたら、その後は、ひとそれぞれの節約を工夫していくことができます。

(1)お小遣い用の財布を作る

お小遣い用の財布を作って、自分の小遣いはお小遣い用の財布から使うという方もいます。
すると、生活費とお小遣いとを簡単に分けることができます。

また、お小遣い用の財布である程度の無駄遣いをしてストレス解消もできます。
生活費で買ったもののレシートを生活費用の財布にいったん入れ、お小遣いで買ったもののレシートをお小遣い用の財布にいったん入れることで家計簿をつけやすくなります。

(2)小銭預金用の財布を作る

つもり貯金をする場合に、小銭ができたときに入れてしまう財布です。

(3)お出かけ用の財布を作る

どこかに出かけたときに使う財布で、きちんとわかっている金額と最低限の枚数のクレジットカードを入れておきます。たとえば、1万円札を1枚、5千円札を1枚、千円札を5枚というように、わかりやすい金額のお金を入れて出かけます。そうすると、出かけている最中でも、どのくらい使ったかどうかが分かるので気を付けながらお金の管理ができます。

3.まとめ

なんでも一緒にしてしまうと、なぜ浪費したのかわからなくなるので節約の第一歩として生活費を別にして、その中で生活費をやりくりをするというのが、生活費用の財布を作りましょうということです。

要するに生活費の減り具合をお金で「見える化」して生活費を半強制的に節約するということです。

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