冷蔵庫、洗濯機の処分で出張買取業者のカモにされないように 

不用品を売る

以下の事例は、個人的な感想ですべての出張買取業者に当てはまるものではありません。

不要な冷蔵庫、洗濯機の処分

事情により、一人用の冷蔵庫(93ℓの2ドア冷蔵庫)、一人用の洗濯機(4.5kg)が不要になりました。
購入時期は、丁度1年前で、新品で購入したものです。丁寧に使用していたので傷一つなく新品同様です。

冷蔵庫、洗濯機の処分方法としてはいくつかあります。
冷蔵庫、洗濯機の処分は、家電リサイクル法に定められていて粗大ごみとして捨てることはできないことに注意する必要があります。
買い替えの場合は、冷蔵庫などを新しく購入する電気店に引き取ってもらうのが一番簡単だと思います。
ですので買い替えでない処分の場合を考えます。

冷蔵庫、洗濯機の処分の方法

(1)冷蔵庫、洗濯機を買った電気店に引き取ってもらう。

冷蔵庫、洗濯機を処分するときにはリサイクル料金がかかります。また、電気店に引き取りに来てもらうには収集料金もかかります。
購入時の

電気店に問い合わせたところ、冷蔵庫のリサイクル料金が5,200円、冷蔵庫の収集料金が3,300円、洗濯機のリサイクル料金が2,530円、洗濯機の収集料金が3,300円で合計14,330円かかるとのことでした。
もちろん、冷蔵庫や洗濯機のメーカーや大きさによってリサイクル料金が変わりますので、これらの金額は一例です。

(2)市区町村に問い合わせて処分先を教えてもらう。

冷蔵庫などを買ったお店が分からなくなったり、引越などで遠くなった場合のやり方の一つです。
この場合もリサイクル料金と収集料金とが必要です。

(3)自分で指定取引場所に運んで処分してもらう。

冷蔵庫などを自分で運ぶことができるのなら指定取引場所に運び処分してもらいます。指定取引場所は市区町村ごとに決まっていてネットなどで調べればすぐに分かります。
この場合は自分で運ぶのですから収集料金はいらなくなりリサイクル料金のみが必要になります。

(4)リサイクル・ショップに引き取ってもらう。

リサイクル・ショップに引き取ってもらえればリサイクル料金も収集料金も必要ありません。新品同様であれば買い取ってもらえるので逆にお金を貰えることもあります。

(5)フリマアプリなどを利用して購入者、引き取り手を探す。

この場合もリサイクル料金も収集料金もいらなくなります。送料を相手が負担したり、取りに来てくれればお金を支払う必要はありませんし、逆に買い取ってくれることも多いです。

損をしないために冷蔵庫、洗濯機の処分は計画的に

買い替えをしないときには、冷蔵庫などの処分方法には上の5つの方法がありますが、今回は、知り合いが「一人暮らしをするかもしれないので欲しい」という話があり、おそらく引き取るだろうと思っていたので、のんびりしていました。そんなふうにのんびりしていたのがマチガイの元です!
引き取らなかったときのために、あらかじめ予定を立てておくべきでした。結果的にその人が引き取らなかったのでとんでもない出費となってしまいました。まぁ、その人がわるいわけではなく、こちらに計画性が無かっただけなんですけどね。

まず、最初に考えたのは上の(1)の方法で買ったお店に引き取って貰うことでした。これは上の方でも書きましたが合計14,330円かかるとのことでした。
できるだけお金をかけたくないのでできれば避けたかったし、こちらの都合がいい日がある土曜日の一日だけとなってしまい、お店の収集可能日と合わなくなってしまったので、この方法は却下としました。やはり無計画はダメですね。

次に考えたのは上の(4)の方法でリサイクル・ショップに引き取ってもらうことでした。
大手リサイクル・ショップのA社に問い合わせたところ、一人用の冷蔵庫
、一人用の洗濯機は在庫が多く引き取れないとのことでした。

次に大手リサイクル・ショップのB社に問い合わせたところ、出張買取をしてくれるとのことでしたが、すぐには買い取りに来ることができず一週間以上かかり、これも日程的に間に合わず断念。大手リサイクル・ショップB社に持っていけば査定して買い取れると思うとのことでしたが、部屋が3階にあり、また車が小さく、冷蔵庫などが車に載らない可能性があるので、これも断念。(軽トラを借りることも考えましたが、他の方法を模索。)

次に考えたのは、上の(3)の方法で軽トラを借りて自分で冷蔵庫などを運ぶことでした。ですが、冷蔵庫などはエレベータの無いあぱーとの3階の部屋にあるので、1階に降ろすことを考えると、これも断念。同じように軽トラを借りてリサイクル・ショップに持っていくことも断念。

上の(5)のフリマ・アプリを利用することも考えましたが、日程的に断念。

最悪、軽トラを借りて運び出すしかないかと考えていながら、ネットで出張買取のお店C社を見つけることができ、連絡したところ、こちらの都合の良い日時に出張買い取りに来てくれるとのこと。リサイクル費用とかを払う必要もなく、まあ、少しの金額と思うけどいくらかはお金が入ってくる筈、ラッキーと思ってその日時に出張買取に来てもらうことにしました。
ところが、それがとんでもないマチガイの元でした。。。。。

冷蔵庫、洗濯機の出張買取?これって騙された?

まず、C社に電話をしたときに「一人用の冷蔵庫と一人用の洗濯機の出張買い取りをしてもらえますか?」と聞いたところ「引越ですか?買い替えですか?」と聞かれました。
買い替えではなく引越でいらなくなったものなので、「引越です。」と答えましたが、心の中では、引越でも買い替えでも関係無いんじゃない。」と思っていましたが、あとあと、引越」と「買い替え」ではかなり意味合いが違うことにこのときは気づきませんでした。

「できれば、今度の土曜日にお願いしたいのですが。」と尋ねたところ、「確認します。」と言われ、待っていると「今度の土曜日の15:00から18:00の間なら行けます。」とのことだったので、「それでお願いします。」とお願いすることになりました。

土曜日の当日、そのお店C社から14:00頃に携帯に電話がかかってきて15:00頃に伺います、とのこと。

時間通り待っていると、15:00丁度くらいに担当者の方がやってきました。
担当者の方が部屋に入り、丁寧に名刺を渡されました。思ったより丁寧だなと思いながら、担当者は、ここでも「お引越しですか?」の確認。引越に何の意味があるのかと思いながら、「ええ、そうですね。」と回答。

担当者は「確認させていただきます。」といい、冷蔵庫のドアを開けたり、洗濯機のふたを開けたりしていました。今から考えると、何となく査定をしている素振りを見せているだけのようにも見えました。

査定らしきものが終わると、手書きで明細を書き込み、料金を示してきました。最初に見えた数字は「2,800円」。
(2,800円で買い取ってくれるのか。まぁ、そんなものか、リサイクル料金を支払うよりもマシだな)と思い、その明細を良く見て、担当者からの話を聞くと、「引き取り手数料が全部で30,800円かかります。冷蔵庫、洗濯機の査定は0円です。」とのこと。このとき、担当者は気のせいか、こわごわと引き取り手数料の金額を言っていたようにも取れました。正確には引き取り手数料が28,000円の消費税か2,800円の合計30,800円。最初に見えた2,800円は、この消費税でした。
(はぁ~。3万?電気店での引き取りでも1,5万なのに。出張買取の店が3万払えって?ボッテんじゃん。)

購入店での引き取りでも約15,000円だったのに、いくらかでもお金を払ってもらえるどころか、3万ものお金を逆に支払う始末。

でも、明日には部屋を出なければならないので、どうにか3万をかき集めて支払うと「不良品だった場合には・・・、一度支払った場合には返金しません・・・クーリングオフは使えませんなど、C社にとって有利なことばかり書いてある契約書にサインをさせられました。
(やっぱ、これは、色々と文句を言ってくる人がいるんだよなぁ)

結局、これは騙されたんでしょうね?正式にいえば騙されたのではなく、法外な手数料を支払って引き取ってもらったってことでしょうけど。なんだかスッキリしません。
出張買取という名目でお金を払ってくれると見せかけていて実は手数料をかすめ取るという仕事ですね。

引越をする相手だと時間がないから、断らないのでボッても支払ってくれるという頭があるんでしょうね。

引越でなく買い替えと言って、買い替えるので電気店は無料で引き取ってくれると言ったら無料での引き取りになったかもしれませんし、逆にお金を支払ってくれたかもしれません。ただ、その場合は「引き取れません。」と言って帰ってしまうかもしれませんね。

まとめ

今回の問題は、やはり計画性が全く無かった、ということにつきます。もう少し時間があって計画的にできたら、こんなにぼられる手数料を取られるようなら、購入した電気店に引き取ってもらったり、軽トラで自分でリサイクル・ショップに持って行ったり指定引き取り業者に搬入ができた筈です。

3万の出費は凄く痛いですが、騙すやり方ともとれる、このような方法で仕事をする業者もいるということはいい経験になりました。もちろん、このような業者ばかりでは無いと思いますし、法律に触れているというわけではありませんの騙されたというのは言い過ぎです。こちらもお人よし過ぎたということもありますし、タイミングもわるく無計画になってしまったという点では反省すべきことは多かったと思います。あなたは、このようなことは無いと思いますが、ご注意ください。

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